失恋男の復縁奮闘日記#8
→#7の続き
どんなに最悪な気分でも、世間は僕と違って何ひとつ変わりなく過ぎていく。
会社もそうだ。僕が今かなり精神的に辛くても何ひとつ変わる事はない。
必要とされてるのかされてないのか分からない状態で日々会社で暇してる。
暇だからまた元カノの事を考える。
復縁記事を見漁る。
ただこれの繰り返しだ。
話は少し変わるが、
元カノと別れた他にも僕にはショックな事が重ねっていて、職場で追い込まれたり、愛犬が亡くなったりとどれもが主役をはれる苦しいストレスだ。
そんな中、暇というのは有り難くも何でもなく辛い時間をゆっくり体感させるものでしかない。夢中になるくらい仕事が忙しいんだったら少しは気も紛れるのにな。
時間療法に期待したいのに、日々が長い。
夜になっても眠れない毎日、夜明けがくると憂鬱になる毎日、嫌々仕方なく仕事に行くが暇だし、辛い毎日。
生きるってなんだろうな?
生きてる事に価値があるとか言うが、この時の僕、今これを書いてる僕には全く理解の外だ。
これから先の未来に期待が全くできないと言うのはほんとに人生がつまらなくなる事だ。
若い時は口では何と言ってても、自分に未来にも希望を持ってた。
でもアラフォーになった今、ほんとに何の期待も持てない。ただ叶えたい願いはある。
もちろん元カノと復縁だ。だが期待はできないし、自信もないから毎日が辛い。
何か良い事ないかなぁ…。
こんな精神状態から救われたくて仕方ないから、僕は心理学の記事を見たり、本を読むようになった。
何故こんなに悲しく感じるのか?
何故こんなにも全てが楽しくないのか?
簡単に言うなら、うつ状態と言ってしまえば終わりだが、じゃあ何故そうなるのか?
悲しい事があったから?じゃあ何故悲しいのか?
そういった事を突き詰めていけば、この状態も少しはマシになるかなと思い色々読みだした。
色々見るうちに心の病は脳の病なんだなと思うようになり、脳科学の本も少し読んだ。
が、元々頭いい訳じゃないからこれは難し過ぎて断念。やっぱり心理学の方が飲み込みが早い、特に社会心理学は誰でも取っつきやすいと思う。
これを理解し、今を少しでも改善できたらなと思ってる。
#9に続く…