失恋男の復縁奮闘日記#34
先週の日曜日に荷渡という口実で遂に元カノと再会を果たした。
と言っても、毎回恒例だが、前日や当日でのキャンセルがまた今回もあった。
けど今回は僕が持っていくと話してついに元カノに会う事になった。
この半年間色々頑張った、孤独に。(でも、僕を支えてくれる妹分の子にはかなりお世話してもらってる。)
この頑張りを遂に見てもらえるんだ!荷渡といえど会うって事は話ができる!顔を見て話せる!
こんな嬉しい事ずっとなかったなー!
会う前に美容室に行って髪を整え、ファッションも頑張って(あまり張り切ってる感でても駄目なので抜けのあるこなれ感ファッション)
香水はみんな大好きブルガリで、肌も綺麗に見えるようにカバー力のある美容液つけて、ナチュラルなカラコンをして、一応車も掃除して準備万端で彼女の元へ向かった!
行きがけに彼女が吸ってるタバコをお土産にかって荷物の袋に一緒に入れておいた!
あとは会って荷渡して話すだけ!
期待しすぎるな、求め過ぎるな、焦るな、
自分に言い聞かせて行った!
僕の家からは元カノの家までは車で1.5時間かかる。とまぁまぁの距離だが、心を落ち着かせるにはちょうどいい時間だ。
色々振り返りながら、自分に大丈夫、俺は成長したといい聞かせながら、絶対に今も好きって気持ちがバレないような振る舞いをする事を意識しながら、あっと言う間に彼女の家に着いた。
この風景ほんと久しぶりだ。なんかこの風景を見るだけで悲しくもないのに涙が出そうだった。
携帯を手に取り、元カノに着いたと連絡しようとしたら、元カノからLINEがきてた。
何時に着く?ゲームしてるからラインしてほしい
少しだけガッカリしたような気持ちになった。
半年振りなのにゲームの方が大事なのか。
ゲームの友達が大事なのか。といった気持ちになった。
まぁでも、少しでも話せたら、ワンチャンカフェとか行けたらいいなって思いで元カノにラインを送り彼女を待った。
車で待つ事5分、ドアが開く音が聞こえ、門が開く音が聞こえ、遂にほんとに遂に元カノが目の前に現れた。久しぶりの元カノだ。
ゆっくり顔が見たい、話がしたい。ここまでの成果を見せたい。
彼女が助手席側に歩いてくる、ドアが開いた。
#35に続く…